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犬がトイレまでついてくる理由
- 犬がトイレについてくるのは、飼い主を見失う不安、好奇心、習慣のどれかです。
- 分離不安が強い時は動物病院に相談しましょう。
- ごほうびを使った練習で、ひとりの時間を心地よくしてあげましょう。
どうしてついてくるの?
犬がトイレまでついてくるのはとてもよくある行動です。いちばんの理由は群れで暮らす動物としての本能。野生の祖先にとって群れで一緒にいることは生き残る方法でした。だから飼い主が見えなくなると不安になり、ついて行こうとします。
もうひとつの理由は好奇心です。犬は飼い主が行く場所が気になり、何かいいことがあるかもとついて回ります。ごはんや散歩の時間とトイレの時間が重なったことがあれば、「トイレ=いいことが起きる合図」と覚えたのかもしれません。
分離不安のサインは?
トイレについてくること自体は問題ではありません。でも離れようとすると吠え続ける、ドアをひっかく、そわそわして落ち着かないなら、分離不安かもしれません。その場合は動物病院に相談しましょう。
分離不安がない犬は、トイレのドアを閉めても落ち着いて待つか、別の場所で休みます。それなら、しつけの見直しだけで十分です。
ひとりの時間を心地よく
飼い主と離れる時間をよい経験にしてあげましょう。トイレのドアを閉める前におやつやおもちゃをあげ、閉めて数秒後にまた開けます。これをくり返しながら、少しずつ時間をのばしましょう。
トイレに行くことを日常のことにするのが大切です。出かけるたびに大げさに声をかけたり申し訳なさそうにしたりせず、さりげなく出入りしましょう。反応しすぎると、犬はその場面をもっと特別で不安なものと感じます。
ドアを閉める前の準備
ひとりの間にできることを先に用意しておきましょう。かむおもちゃやおやつがあれば気がそれて、飼い主がいない時間をよいことと結びつけられます。
最初から長い時間を目指さないこと。10秒、30秒、1分とごく短い時間から始めて、ゆっくりのばすのが成功のコツです。
日常の中で自立心を育てる
トイレだけでなく、日常の短い別れも活用しましょう。ごはんの時は別の部屋にいてもらう、飼い主がちょっと部屋に入るなど、小さな経験の積み重ねで犬に自信がつきます。
帰ってきた時に大げさに喜ばないのもコツ。落ち着いてあいさつすれば「離れてまた会うのは自然なこと」と犬が学びます。
- トイレのドアを閉める前に、かむおもちゃやおやつをあげましょう。
- ごく短い時間(10秒)から始めて、ゆっくりのばしましょう。
- 出る時も戻る時もさりげなくふるまい、特別な場面にしないようにしましょう。
- トイレから出たあと、犬が落ち着いていたらほめてごほうびをあげましょう。
- 毎日同じ時間に短い留守番練習をくり返すと効果的です。
よくある質問
トイレのドアを閉めると吠えます。開けるべき?
吠えている時に開けると「吠えれば飼い主が来る」と覚えてしまいます。吠えやんで数秒たってから開けましょう。最初はごく短い時間だけ閉め、落ち着いている時にごほうびをあげましょう。
どの犬もついてくるの?
個体差があります。飼い主との結びつきが強い子や好奇心旺盛な子はよくついてきます。年齢、性格、これまでの経験によっても変わります。
ついてくるのを完全にやめさせるべき?
必ずしもその必要はありません。ただ、必要な時にひとりで過ごせる力があると安心です。犬が自分から別の場所で休むことを選べる環境を作りましょう。