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猫のゴロゴロ音の意味|うれしい時だけではありません
- ゴロゴロ音はたいてい安心と信頼のサインですが、ストレスや病気、痛みがある時にも出ることがあります。
- 子猫は生後数日で授乳中にゴロゴロ鳴らし始め、母猫もゴロゴロで応えます。「大丈夫だよ」という最初の合図です。
- 音だけで判断せず、体の動きや状況とあわせて読み取りましょう。
ゴロゴロ音はどこから出る?
ゴロゴロ音は、息を吸ったり吐いたりする間に喉頭(のど)の筋肉が細かく震え、声帯が振動することで生まれます。だから猫は吸う時も吐く時も途切れずに鳴らせます。
いちばんよく知られているのは、ひざの上でなでられている時や眠りにつく時のリラックスしたゴロゴロ。こうした時のゴロゴロは「あなたのそばは安心」というサインです。
「うれしい」ではないゴロゴロ
猫は動物病院での診察中、けがの回復中、出産中、重い病気の時など、明らかに快適ではない場面でもゴロゴロ鳴らします。人が落ち着くために鼻歌を歌うように、自分を落ち着かせる行動ではないかと考える専門家も多くいます。
つまり、ゴロゴロしている猫がいつも快適とは限りません。隠れる・ごはんを食べない・体がこわばっている時のゴロゴロは注意して見てあげてください。
おねだりのゴロゴロ
ごはんがほしい時に、ゴロゴロに高い鳴き声のような音を混ぜる猫もいます。2009年の英国サセックス大学の研究では、人はこのゴロゴロを「より急いでいて、聞き流しにくい」と感じることがわかりました。朝ごはんの時間にこれがよく効くのも、そのためかもしれません。
ゴロゴロの読み取り方
猫の全身を見ましょう。リラックスしたゴロゴロは、目を半分閉じたりゆっくりまばたきしたり、耳が前を向き、ひげがゆるみ、体がやわらかい状態とセットで出ることが多いです。
ストレスのあるゴロゴロは、耳が後ろに倒れる、瞳孔が大きい、体を低くかがめてこわばる、しっぽを体に巻きつける・パタパタ振る、といった様子をともなうことがあります。同じ音でも、体が何を語っているかで意味が変わります。
猫は一匹一匹違います。どれくらいの頻度で、どんな大きさで、どんな場面で鳴らすのか、うちの子の「いつも」を知っておくことが、変化に気づくいちばんの近道です。
- ゴロゴロしている時の耳・目・ひげ・しっぽの位置をチェックしましょう。
- なでられている時・ひとりの時・初めての場所など、ゴロゴロする場面を簡単にメモして、うちの子のパターンを見つけましょう。
- スキンシップの量は猫に決めてもらいましょう。耳が後ろに倒れたり、しっぽを強く振り始めたらストップ。
よくある質問
ゴロゴロしながらお腹を見せます。お腹をなでてもいい?
お腹を見せるのは信頼のしるしですが、お腹をさわられるのが苦手な猫は多いです。まず近くに手を出して反応を見て、耳が後ろに倒れたりしっぽがこわばったらやめましょう。
夜によくゴロゴロ鳴らします。病気ですか?
夜のゴロゴロはたいてい普通のことです。ただし急に始まった、いつもよりずっと多い、食欲やトイレの様子も変わった、という場合は獣医師に相談しましょう。
迎えたばかりの猫がまったくゴロゴロしません。不安なのでしょうか?
慣れるまでに数日から数週間かかる猫もいれば、とても小さな音でしか鳴らさない猫もいます。安心して隠れられる場所を用意し、静かな日常を保って、猫のほうから来るのを待ちましょう。