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暑い日の犬の散歩は「時間帯」と「地面の温度」が大切
- 早朝と夕方以降の散歩が、暑い時期の犬の健康と安全を守ります。
- アスファルトやコンクリートは想像以上に熱くなります。まず手の甲で確かめましょう。
- 散歩中の犬のサインをよく見て、必要なら時間を短くしたり室内遊びに切り替えたりしましょう。
暑い日に散歩の時間帯が大切な理由
犬は人のように汗で体温を下げることができません。肉球の汗腺から少し熱を逃がせるだけで、主にハアハアと口で呼吸する(パンティング)ことで体を冷やしますが、その効率は高くありません。そのため暑さにとても弱いのです。
日差しの強い昼間に散歩すると、舗装路の熱を直接受けて肉球がやけどしたり、体温が危険なほど上がったりすることがあります。早朝か、日が沈んだ後の夕方を選びましょう。
地面の温度はどう確かめる?
いちばん簡単なのは、出かける前に手の甲を舗装路に5秒ほど当ててみること。手の甲が熱くてつらいと感じたら、犬の肉球にも危険だと考えてください。
土の道、芝生、日陰の散歩道は舗装路よりずっと涼しいです。できるだけこうした道を選び、どうしても舗装路を通るときはなるべく早く通り抜けましょう。
散歩にいい時間帯は?
早朝(日の出前)と夕方(日没後1〜2時間)がいちばん安全です。日差しが弱く、舗装路の温度もかなり下がっています。必要な運動量は犬によって違いますが、15〜30分ほどの軽い散歩もよい方法です。
日中(午前10時〜午後4時ごろ)はできるだけ避け、室内でノーズワークマットやかくれんぼ遊びなど、頭を使う遊びでエネルギーを発散させましょう。
散歩中の犬のサインを読み取って
散歩中に何度も立ち止まる、舌を長く出してハアハアする、足を片方ずつ上げ下げするのは、肉球が熱い・疲れているサインです。すぐに日陰へ移動して散歩を切り上げましょう。
帰宅後もいつもよりぐったりしている、水を飲み続けようとする、足をしきりになめるといった様子があれば、動物病院に相談してください。
散歩以外に暑い日にできること
室内は涼しく保ち、いつでも新鮮な水が飲めるようにしましょう。水に氷を浮かべたり、水入れを何か所かに置いたりするのもおすすめです。
散歩の代わりに、室内でにおいかぎ遊びやおやつ探しをすると、頭が刺激されて体を動かすのと同じくらいエネルギーを使います。散歩時間を無理に満たすより、犬の安全を最優先にしましょう。
- 散歩の前に手の甲で舗装路の温度を確かめる習慣をつけましょう。
- 散歩は早朝と日没後の時間帯に決めましょう。
- 散歩中に何度も止まる、足を上げ下げするときはすぐに中断しましょう。
- 暑い日は散歩を短くし、室内のノーズワークやにおいかぎ遊びに切り替えましょう。
- 散歩のあとは肉球と指の間をチェックして、異常がないか確かめましょう。
よくある質問
うちの子は暑い日になると散歩をいやがります。なぜ?
犬が本能的に危険を感じているのです。肉球が熱い、体温が上がると感じると、散歩を続けたがりません。無理に引っぱらず、そのサインを尊重して、もっと早い朝やもっと遅い夕方に時間を変えてみましょう。
室内で歩くだけでも効果はありますか?
はい、あります。暑い日は階段を上り下りしたり、部屋の間を行き来したりする軽い動きも運動になります。においかぎやおやつ探しなど頭を使う遊びと組み合わせると、さらに効果的です。
暑さに弱い犬種はありますか?
一般に、鼻の短い犬種(ブルドッグ、パグなど)や毛の厚い犬種(ゴールデン・レトリーバー、ハスキーなど)は暑さに弱いといわれています。ただし体質は犬によって違うので、自分の犬がどんなサインを見せるかよく観察することがいちばん大切です。